アブダビのビザを取得する方法とメリット

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株式会社アエルワールド代表取締役/株式会社ネクストナビ相談員 大森健史

 アブダビは、アラブ首長国連邦(UAE)の首都で、経済、文化、観光の中心地として発展を続けています。特に整った不動産市場と投資環境により、多くの外国人投資家や起業家に選ばれています。本記事では、アブダビで取得可能なビザとその要件を解説します。

 ドバイをはじめアブダビでも、不動産購入と法人設立により居住ビザの取得が可能です。特に「ゴールデンビザ」と呼ばれる長期滞在ビザは、多くの投資家や起業家にとって魅力的な選択肢となっています。

〈2年間の不動産投資ビザ〉
申請条件:

・最低750,000AED(約3,000万円)以上の物件を保有
利点:
・配偶者と子供にも同期間(2年間)の適用
・両親には1年間の適用
・UAE国内で銀行口座を開設可能
・長期滞在に必要な労働・学業ビザが不要
〈10年間のゴールデンビザ〉
申請条件:

・最低2,000,000AED(約8,000万円)以上の物件を保有
利点:
・配偶者と子供に同期間(10年間)の適用
・両親にも10年間適用
・ビザ保持者はUAE国外に滞在していても権利を維持可能
・メイド2人とドライバー1人のスポンサーシップ(滞在するための身元保証)が可能
・UAE国内で銀行口座を開設可能

2024年から、売買契約が締結されていれば、オフプラン物件の支払いが未完了の状態でも、一定の条件を満たすことでゴールデンビザの申請が可能になりました。これにより、多くの投資家がアブダビ市場への参入を検討しています。

 法人設立を通じて居住ビザを取得することも可能です。これは起業家やフリーランサーにとって非常に人気のある選択肢です。

・アブダビ内で法人登録を行うこと 
・フリーゾーンまたは本土法人として設立可能(フリーゾーンでは100%外資所有が認められる)  
・必要書類としてパスポートコピー、事業計画書、資本金証明などが求められる

・通常2 ~ 3年有効な居住ビザを取得可能
・ビジネス展開や銀行口座開設が容易になる
・配偶者や子供向けの家族ビザも追加申請可能

 ただし、法人設立には年間ライセンス更新費用や運営コストがかかるため、不動産購入とは異なるコスト構造となります。どちらが適しているかは目的や予算によって異なります。 アブダビでの居住ビザ取得は、不動産購入や法人設立といった選択肢から、自身のニーズに合った方法を選ぶことが重要です。法規制や市場動向は変化するため、最新情報を確認しながら進めることをおすすめします。