事例紹介

Case Study

高い利回りがいらない理由を知り、安心の財産保全と運用

レストランチェーン経営 / 70代の元オーナー社長

  • 財産コンサルティング

小田さん本人から、突如連絡をいただいた

「私の財産状況を確認してもらえませんか? M&Aで会社を譲渡しました。譲渡対価を使って運用や不動産投資をしているものの、現状どうなっているのかよく分かりません。また、資産を増やしたい気持ちもありますので、ご提案をお願い致します。」

すぐにお会いし、財産承継コンサルティングの手順と進め方を説明。
そして、すぐに現状分析をさせて頂いた。
特徴は、利回りが高い不動産を中心に投資を行っていたが、不動産自身が目減りしていた。利回りについては、漠然と高いほうがいいと考えておらえた。

分析結果は、
大前提として、
「小田さんの場合、それほど高い利回りの商品を購入する必要はありません。それは、今後必要な資金や生活と保有財産から考えて、高い利回りは絶対に必要ありません。従って、財産を目減りさせないために、利回りが低くても安定した運用を実施して、保全しましょう。」と伝えました。

その理由を説明したものの、
最初は、理解していただけません。
しかし、数回の面談により、数値を用いて、年間の収支シミュレーションと今後の長期ライフプランを作成し説明を重ねて理解を得た。

その後着手したことは、
所有する不動産の確認と売却検討です。
金融資産はわずかに持っていたものの、マイナスという状況だったので売却することに。
また、ご親族に自分の財産を承継したいというご要望を頂いておりましたので、資産管理会社を設立し、娘夫婦ともコミュニケーションをとりながら、財産の運用、財産承継の方法などを話し合った。

今もなお、承継のための対策は継続しております。

小田さんに財産管理についての考えをお聞きしました

「今でも、高い利回りの商品に魅力を感じることはあるけれど、客観的な情報の提供や指示をしてくれるので助かっています。でも、良い商品があったらすぐに教えてくださいね。笑」と冗談交じりで、感謝の言葉を頂いきました。
財産運用には、第三者のアドバイスがないと、全体像と長期的視野を見失いがちだと実感しています。