会社を譲渡してから何をしてますか~落花生のエキスパートがはじめたハワイアンカフェ

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写真左:木村    勝さん(キムラ・マサル/81歳)
写真右:木村洋子さん(キムラ・ヨウコ/81歳)

                     〈Profile〉
日本の落花生の70%を生産する千葉県にて有限会社木村ピーナッツを設立。館山市で夫婦で52年間、落花生商品を製造販売。木村勝さんは 15歳から60年以上、栽培から販売まで一貫して行ってきた落花生のエキスパート。2021年6月、後継者不在のため、日本М&Aセンターの仲介で会社を譲渡。現在は地元でハワイアンカフェを営む。

2021年6月、木村夫妻は落花生商品を製造販売する有限会社木村ピーナッツを日本M&Aセンターの仲介で譲渡した。

元代表の木村勝さんは15歳から 60年以上、落花生に関わり、「栽培」から「手剥き」「選別」「煎豆」「加工」そして「卸売」「直売」まで一貫して行ってきた。「世界一」と呼び声が高いピーナッツ商品を製造してきた木村夫妻は地元館山では有名な経営者だ。扱ってきた商品はテレビでも採り上げられたほどだ。

そんな木村夫妻が2022年10月、千葉県館山市でハワイアンカフェ「オヒアレフア」をオープンした。オーナーは元取締役の木村洋子さん。洋子さんは 2021年と2022年で手術を2回している。会社を譲渡したのに何故また事業を始めたのか。洋子さんに話を伺った。

――なぜ会社を譲渡してからハワイアンカフェをオープンしたのでしょうか。 

フラダンスが若いときから好きで、毎年ハワイに旅行に行くほどハワイが大好きでした。フラダンスは約20年前から東京のキナ・カラニの教室に習いに行くくらい大好きです。会社を譲渡してからも残された人生を楽しく過ごしたい、やっぱりこれからもオンリーワンのことをしていたいという気持ちがあったので、ハワイアンカフェを始めました。

――店名の由来は?

オヒアレフアというハワイの植物をそのまま店名にしました。この植物は溶岩と溶岩の間にも種が飛べば花が咲く生命力が強い植物です。自分もそのようになりたいという想いから店名を「オヒアレフア」としました。

――お店の売りは?

ハワイ島のヒロ(ハワイ州でホノルルに次ぐ第2の都市)で飲食店を経営している姪っ子が、お店をオープンする際に協力してくれて、メニューについては現地のお店と同じように調理しています。だから仕入れが大変。ですが香辛料やグレイビーソースなどハワイ島から直接仕入れていますので本場の味を楽しめます。

一押しのメニューはヒロバーガーです。ロコモコは日本だとデミグラスソースを使っているお店が多いですが、きちんと現地と同じグレイビーソースを使用しています。

――商売の秘訣は?

やっぱりオンリーワンのものをやらなきゃダメですね。そこのお店の絶対的なカラーを出していく。私にはグレイビーソースなど独自の仕入れルートがありましたけど、同じような他のハワイアンのお店では原価を考えると難しいと思います。

――今後の課題はありますか。

まだお店が知られていないことで す 。Google マ ップ や Facebook、Instagramには対応しましたけど、食べログはまだです。館山市はサーファーの方が多く訪れますし、サーファーの方はハワイ好きが多いので、夏までには、よりインターネットの検索に引っかかるようにしたいですね。

――最後に読者にメッセージをお願いします。

人生1回しかない。だから家に引きこもらないで、積極的に外に出てほしい。やっぱりみんな何らかの形で世の中と繋がっていたいっていう気持ちは大きいと思います。だからみんな歳を重ねると、ゲートボール行ったりして仲間を作る。家にずっと居ると、どんどん性格も暗くなるし、身体も悪くなるから。脚だって衰えちゃう。どんどん出掛けて、友達を作っていきましょう。そこから人間関係が広がってボランティアをやるのもいい。まずは参加することが大事。そうすれば新たな自分を見つけて人生もより充実していくと思います。

――ありがとうございました。

【Ohi’a Lehua (オヒア レフア)の情報】
〒294-0037 千葉県館山市長須賀67
営業時間:木、金、土、日
     11時00分~17時00分(ランチは14:00まで。L.O16:30)

※内容は2022年12月時点のものです。